ビジネス顧客にユニークな体験を提供する
視覚化およびコンフィギュレーションツールにより、実際の状況での車両のプレゼンテーションが可能となり、お客様のビジネスユースへの適用判断が容易となります。
例えば、ハノーバー・メッセという展示会で、ルノーはキオスク・コンセプトを展示し、これらの商用車をさまざまな業種の実際の場面で紹介しています。
このコンフィギュレーターでは、建設業、貨物輸送、飲食業、農業、建設、レジャーなど、それぞれの業務に応じた車両を提案しました。
例えば、「農作業」をターゲットにした場合、車両は空っぽの状態で、バンに積載可能な様々な荷物が提示されています。積載するものを選択すると、コンフィギュレーターが荷物の配置を提案し、積載可能な容積が具体的に示されます。
有効な容積を増減させるために、車両を選択し直すことが可能です。積荷の容積や重量等の仕様や主要諸元も表示されます。
ケータリング業界向けの冷却システムや、建設業界向けの牽引フックやルーフラックなど、必要な装備を搭載した車両を提供するためには、業種を選択することが重要です...
技術的な観点としては、このキオスクアプリケーションは当社のWorkshop SDKを使用する事で、リアルタイムのインタラクティブな体験を実現し、ユーザーはタッチスクリーンの操作により車両を検討します。このアプリケーションは自立したシステムとして動作します。すべての3Dデータを保持し、インターネット接続は不要です。
最初はタッチスクリーンのキオスクとして開発しましたが、その機能が顧客に高く評価され、ルノーはこのコンフィギュレーター機能をWEBサイト上にも設置することを決定しました。(事例WEBサイトを参照)